快適な家づくりに欠かせないのが断熱材です。
断熱材の性能によって、夏は涼しく冬温かいような住み心地の良い家を作ることができます。
しっかり断熱された家だと、エアコンの効きも良くなり節約につながるとか‥!
今回は、そんな断熱材について、そもそも断熱材とは何なのか、どんな効果があるのかをまとめてみたいと思います。
断熱材の性能によって、夏は涼しく冬温かいような住み心地の良い家を作ることができます。
しっかり断熱された家だと、エアコンの効きも良くなり節約につながるとか‥!
今回は、そんな断熱材について、そもそも断熱材とは何なのか、どんな効果があるのかをまとめてみたいと思います。
断熱材とは
断熱材とは、その名の通り熱を断つもののことを指します。
家の中まで外気と同じ温度だと夏は暑く冬は寒いため、快適とは言い難いですよね。
室内の温かさや涼しさを保てるように、外からの影響を軽減させてくれるのが断熱材です。
家の中まで外気と同じ温度だと夏は暑く冬は寒いため、快適とは言い難いですよね。
室内の温かさや涼しさを保てるように、外からの影響を軽減させてくれるのが断熱材です。
断熱性能の測り方
同じ温度でも感じ方が変わるのは、「熱の伝達するスピード」が違うからです。
例えば、断熱材「アクリア」を1とした時の熱の伝わりやすさで比較すると下記のようになります。
鉄=1763/コンクリート=42/木材=3.2/断熱材(アクリア)=1/空気=0.7
断熱材の比較は「熱抵抗値」(=熱の伝わりにくさを表す)で行います。
材料の厚さに応じて材料の両側の温度差を1℃とした時に、材料面積1㎡の部分を通過する熱量をW(ワット)で表します。
この逆数が熱抵抗です。値が大きいほど熱が伝わりにくく、断熱性能が高いと言えます。
例えば、断熱材「アクリア」を1とした時の熱の伝わりやすさで比較すると下記のようになります。
鉄=1763/コンクリート=42/木材=3.2/断熱材(アクリア)=1/空気=0.7
断熱材の比較は「熱抵抗値」(=熱の伝わりにくさを表す)で行います。
材料の厚さに応じて材料の両側の温度差を1℃とした時に、材料面積1㎡の部分を通過する熱量をW(ワット)で表します。
この逆数が熱抵抗です。値が大きいほど熱が伝わりにくく、断熱性能が高いと言えます。
熱の伝わり方
熱には3つの伝わり方があります。
- 伝導:物質内部において、高温側から低温側へ熱が伝わる現象のこと。物質によって熱の伝わりやすさが違います。
- 放射:直接触らなくても温度の異なるものの間で電磁波によって熱は移動します。太陽熱が暖かいのも「放射」によるものです。
- 対流:温度差で密度が変わることによって空気が移動し、それとともに熱が移動します。
この中で体感温度に大きく影響するのが「放射」です。
放射は自分と接触していない物の表面温度に影響を受けます。
おおよその体感温度は(気温+周囲の表面温度)÷2で求められます。
例えば、気温が同じ30℃だとしても
コンクリートの上でバスを待っている場合:気温30℃+バス停の屋根やコンクリートの表面温度50℃÷2=体感温度40℃
木陰を散歩している場合:気温30℃+木々に囲まれた周囲の表面温度30℃÷2=体感温度30℃
トンネルの中にいる場合:気温30℃+トンネルの壁の表面温度20℃÷2=体感温度25℃
というように感じ方に差が出ます。
放射は自分と接触していない物の表面温度に影響を受けます。
おおよその体感温度は(気温+周囲の表面温度)÷2で求められます。
例えば、気温が同じ30℃だとしても
コンクリートの上でバスを待っている場合:気温30℃+バス停の屋根やコンクリートの表面温度50℃÷2=体感温度40℃
木陰を散歩している場合:気温30℃+木々に囲まれた周囲の表面温度30℃÷2=体感温度30℃
トンネルの中にいる場合:気温30℃+トンネルの壁の表面温度20℃÷2=体感温度25℃
というように感じ方に差が出ます。
夏に涼しい家づくりのポイント
表面温度を上げなければ、室温28℃は十分に涼しい!
- 高い断熱性能で表面温度を上げない
- 窓からの日射を遮蔽し、床や窓免の表面温度を上げない
- 通気に配慮し、こもった熱を逃がす
冬暖かい家づくりのポイント
表面温度を下げなければ室温20℃は十分に暖かい!
- 断熱性能を高め、表面温度を下げない。
- 気密性能を高め、温度ムラを作らない。
お伝えした家づくりのポイントはどちらも施工がしっかりしていなければなりません。
断熱材が途切れ途切れになっていたり、 浴室や階段下など施工を忘れがちなところに入っていなかったりすると そこから冷気や熱気が入ってくるため、室内の快適さが確保できないからです。
施工の際は注意しましょう。
断熱材が途切れ途切れになっていたり、 浴室や階段下など施工を忘れがちなところに入っていなかったりすると そこから冷気や熱気が入ってくるため、室内の快適さが確保できないからです。
施工の際は注意しましょう。
断熱材のメリット
メリット1:エアコンの効きが改善する。
外からの熱の侵入が少ないため、エアコンの効きがよく、涼しく感じられます。
エアコンの効きが悪いと、ついつい温度を下げてしまいがち。
断熱性能が高い家に住むと電気代の節約にもなります。
メリット2:夜間の温度低下が少ない。
断熱性能が高いと、暖房を止めた後でも、暖かい熱が外に逃げにくく室温の低下が緩やかになります。
メリット3:ヒートショックを起こしにくい。
断熱性能が低い家では、暖房が入っているリビングと入っていない浴室や洗面室の温度差が
10℃近くになってしまうことも。
断熱性能が高い家だと部屋間の温度差が少なく、
血圧の乱高下によるヒートショックを起こしにくくなります。
メリット4:体調不良が改善する。
断熱性能が高い家に引っ越した20,000人を対象としたアンケートでは
気管支喘息・せき・アトピー性皮膚炎・手足の冷え・アレルギーがそれぞれ改善したというデータもあります。
また、風邪を引く割合が減ったという調査結果もあります。
外からの熱の侵入が少ないため、エアコンの効きがよく、涼しく感じられます。
エアコンの効きが悪いと、ついつい温度を下げてしまいがち。
断熱性能が高い家に住むと電気代の節約にもなります。
メリット2:夜間の温度低下が少ない。
断熱性能が高いと、暖房を止めた後でも、暖かい熱が外に逃げにくく室温の低下が緩やかになります。
メリット3:ヒートショックを起こしにくい。
断熱性能が低い家では、暖房が入っているリビングと入っていない浴室や洗面室の温度差が
10℃近くになってしまうことも。
断熱性能が高い家だと部屋間の温度差が少なく、
血圧の乱高下によるヒートショックを起こしにくくなります。
メリット4:体調不良が改善する。
断熱性能が高い家に引っ越した20,000人を対象としたアンケートでは
気管支喘息・せき・アトピー性皮膚炎・手足の冷え・アレルギーがそれぞれ改善したというデータもあります。
また、風邪を引く割合が減ったという調査結果もあります。
断熱材がどんなものなのか、使用することでどんな効果があるか
お分かりいただけたでしょうか。
ジェイリライフではグラスウールの断熱材をご用意しています。
ぜひどんなものなのかチェックしてみてくださいね。
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