ニチレイマグネットは1969年に大阪で創業した会社です。
その名前の通り、マグネットに特化して製品を作り出し世の中に送り出しています。
創業当時は、実は販売するのがとても大変だったそう。
それは、磁石の持つイメージとの闘いだったからなのです。
当時は世の中には黒くて硬い磁石しかない時代。
そんな中ニチレイマグネットは「柔らかくても磁石」という商品を初めて売り出した会社でした。
今でこそシート状のマグネットは水道屋さんのステッカー等でもよく見ますよね。
でも当時は、柔らかい磁石でハサミでも切れて扱いやすいと説明しても
「磁力ってなくならないの?」
「使っている間に磁力が減っていくのではないか?」などの声も多く
「半永久的に磁石としての性能が維持できること」を信じてもらえないところからのスタートでした。