床や屋根は建物にはなくてはならない存在。
田島ルーフィングは、防水材と床材の製造を通じて、私たちの生活を支えてくれています。
今回は、ショールームを訪れてプラスチック系床材に注目して田島ルーフィングの歴史や魅力について学んできました。
田島ルーフィングは、防水材と床材の製造を通じて、私たちの生活を支えてくれています。
今回は、ショールームを訪れてプラスチック系床材に注目して田島ルーフィングの歴史や魅力について学んできました。
Pタイルの生みの親・田島ルーフィング
田島ルーフィングは1919年に創業した会社です。
1940年代、当時アメリカで使用されていたアスファルトタイルを在日米軍に製造できないかと依頼され、日本初のアスファルトタイルを製造しました。
このアスファルトタイルは真っ黒でシンプルなものでした。
1940年代、当時アメリカで使用されていたアスファルトタイルを在日米軍に製造できないかと依頼され、日本初のアスファルトタイルを製造しました。
このアスファルトタイルは真っ黒でシンプルなものでした。
1955年、その後塩ビで作られた初のタイル「プラスタイル・P(Pタイル)」を発売。
カラフル・鮮やかなデザインのものが多く爆発的にヒットしました。
1950~60年台、中高層の建物や学校・病院で採用され、現在では「斑」の質感が印象的な定番デザイン「Classic」や落ち着きのあるカラーバリエーション「Modern」、カラフルなデザインが特徴の「Muji」がラインナップされています。
カラフル・鮮やかなデザインのものが多く爆発的にヒットしました。
1950~60年台、中高層の建物や学校・病院で採用され、現在では「斑」の質感が印象的な定番デザイン「Classic」や落ち着きのあるカラーバリエーション「Modern」、カラフルなデザインが特徴の「Muji」がラインナップされています。
塩ビタイルとPタイルの違い
塩ビタイルとは、ポリ塩化ビニル(塩ビ)と呼ばれる素材から作られたタイル状の床材を指します。
メリット
1.表面が硬く、傷に強いのが特徴。また耐久性にも優れている。
2.カッターでも簡単に切れる。加工性が非常に高い。
3.木目柄や石目柄などデザインが豊富。また、異なる色やサイズを組み合わせて、多種多様なデザインが可能。
4.ビニル床シートと比較して、意匠性が高く、店舗や病院で使用されている。
デメリット
1.耐熱性は高くないため、床暖やこたつには不向き。
2.突きつけ目地があるため、汚れが詰まったり、液体がしみ込んでしまうことがある。
メリット
1.表面が硬く、傷に強いのが特徴。また耐久性にも優れている。
2.カッターでも簡単に切れる。加工性が非常に高い。
3.木目柄や石目柄などデザインが豊富。また、異なる色やサイズを組み合わせて、多種多様なデザインが可能。
4.ビニル床シートと比較して、意匠性が高く、店舗や病院で使用されている。
デメリット
1.耐熱性は高くないため、床暖やこたつには不向き。
2.突きつけ目地があるため、汚れが詰まったり、液体がしみ込んでしまうことがある。
Pタイルの「P」はプラスチックの「P」。
つまりPタイルは、プラスチック系床材を指します。
1955年、田島ルーフィングは「プラスタイル・P」を発売し、多くの建物に使用されるようになりました。
この「プラスタイル・P」が「Pタイル」の名称で浸透したため、現在ではビニルタイルの総称をPタイルという時があります。
メリット
1.タイルの表面から裏面まで色が入っているため、タイルが擦り切れるまで使用可能。
2.デザイン貼りができる。カラーバリエーションが豊富なPタイルは、ローコストでタイルのコーディネートを楽しめる。
3.部分補修ができる。
デメリット
1.下地に段差など不陸があると割れやすい。
つまりPタイルは、プラスチック系床材を指します。
1955年、田島ルーフィングは「プラスタイル・P」を発売し、多くの建物に使用されるようになりました。
この「プラスタイル・P」が「Pタイル」の名称で浸透したため、現在ではビニルタイルの総称をPタイルという時があります。
メリット
1.タイルの表面から裏面まで色が入っているため、タイルが擦り切れるまで使用可能。
2.デザイン貼りができる。カラーバリエーションが豊富なPタイルは、ローコストでタイルのコーディネートを楽しめる。
3.部分補修ができる。
デメリット
1.下地に段差など不陸があると割れやすい。
日本で初めて生産されてから約70年。
Pタイルは時代に合わせて色や柄を少しずつ変化させてきました。
Pタイルは時代に合わせて色や柄を少しずつ変化させてきました。
カラーはカラフルなものからシックで落ち着いたカラーまで取り扱いがあるので、どの色にするか、どんなデザインにするか悩んでしまいますね。
Pタイルは環境にも配慮した商品になっています。
商品に農業用ビニルフィルム等の再生ビニルを原料としているほか、工場内で発生したクラップ(予材、端材等)を再使用しています。
Pタイルは「時代に即した使いやすさ」と「人と環境に配慮した製品」であることが長年愛されている秘訣なのではと感じました。
Pタイルは環境にも配慮した商品になっています。
商品に農業用ビニルフィルム等の再生ビニルを原料としているほか、工場内で発生したクラップ(予材、端材等)を再使用しています。
Pタイルは「時代に即した使いやすさ」と「人と環境に配慮した製品」であることが長年愛されている秘訣なのではと感じました。
塩ビタイル=Pタイル?
答えはNO。
塩ビタイルは大きく「コンポジションタイル」と「ホモジニアスタイル」に分類ができます。
「プラスタイル・P(Pタイル)」はコンポジションタイルに分類されます。
塩ビタイルはバインダーと充填剤(炭酸カルシウム(タンカル)がメイン)とその他顔料で構成されおり、この2種類はバインダーと呼ばれる主原料の量で区分が分かれます。
バインダーとは、塩ビ樹脂+可塑剤+安定剤のことで、30%未満が「コンポジションタイル」30%以上で「ホモジニアスタイル」に区分されます。
ですので、厳密にはPタイルという時は、コンポジションタイルのことを指します。
塩ビタイルは大きく「コンポジションタイル」と「ホモジニアスタイル」に分類ができます。
「プラスタイル・P(Pタイル)」はコンポジションタイルに分類されます。
塩ビタイルはバインダーと充填剤(炭酸カルシウム(タンカル)がメイン)とその他顔料で構成されおり、この2種類はバインダーと呼ばれる主原料の量で区分が分かれます。
バインダーとは、塩ビ樹脂+可塑剤+安定剤のことで、30%未満が「コンポジションタイル」30%以上で「ホモジニアスタイル」に区分されます。
ですので、厳密にはPタイルという時は、コンポジションタイルのことを指します。
では、バインダーの量でタイルにはどのような性質の変化が出るのでしょうか。
答えは、柔らかさと粘りに違いがでます。
バインダーに含まれる可塑剤は塩ビを軟らかくする効果があります。その為、可塑剤の量を調節することによって硬さを変えることができます。
塩ビ樹脂には接着性、劣化がしにくくなる耐久性、強度維持の働きがあります。
なので、バインダーが少ないコンポジションタイルは耐久性が低く割れやすい、バインダーが多いホモジニアスタイルは割れにくいという性質を持っています。
バインダーに含まれる可塑剤は塩ビを軟らかくする効果があります。その為、可塑剤の量を調節することによって硬さを変えることができます。
塩ビ樹脂には接着性、劣化がしにくくなる耐久性、強度維持の働きがあります。
なので、バインダーが少ないコンポジションタイルは耐久性が低く割れやすい、バインダーが多いホモジニアスタイルは割れにくいという性質を持っています。
いかがでしたか
今回は、床タイル(特にPタイル)についてお話しました。
田島ルーフィングのショールームにはタイルの他、タイルカーペットやビニル床シートの展示もありました。
国産デニムトップメーカー・カイハラ社とのコラボレーションしたデニムフロアや流行りのヘリンボーン柄のタイルといった珍しい床材も展示されています。
ジェイリライフでは田島ルーフィングの一部商品を販売しております。
掲載のない商品のお見積が可能ですのでお気軽にお問い合わせください!
\田島ルーフィングの商品を見に行く!/
田島ルーフィング
田島ルーフィングのショールームにはタイルの他、タイルカーペットやビニル床シートの展示もありました。
国産デニムトップメーカー・カイハラ社とのコラボレーションしたデニムフロアや流行りのヘリンボーン柄のタイルといった珍しい床材も展示されています。
ジェイリライフでは田島ルーフィングの一部商品を販売しております。
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